バラと藤とかすみ草

こじらせるだけこじらせたヲタク女がただ気まぐれに書きなぐるだけ。だいたいR18です。ご連絡はTwitter:@sawa_camelliaへ。

Side Shoot Out:Pure Bluffを書き終えて

 

初めて書いた二次創作、Side Shoot Out:Pure Bluff(以下SSO)が今日(これを書いた日は8/26です)で完結するのか,ということで,勝手に感慨深さに浸っております。

あとがきとかぶる部分がほとんどですが,こちらが実は原文ですので,こちらも公開しておきたいと思います。

イメージソングはAimerさんのDAWN。

思い付きで筆を執ったのはもうだいぶ前の話で,ずっと自分の中にしまっておくつもりの作品でした。
ただ,せっかく生まれたものを放っておいて墓場までというのはあまりにも申し訳ない気がしてしまい,とある友人に相談して,公開するに至りました。
(いつもありがとう)

さて,今回は1話を除き,ダーツの用語を使用しています。こちらはブログですし、せっかく本編が公開されているので、各話についてゆっくりと振り返ってみたいと思います。

invitationは日本語訳では招待状になるわけですが,さすがに何もなく始まるのは面白みがないなということで,招待状、ということにしました。彼女に渡された招待状は簡素な付箋紙でしたね。

#2 センターコーク。彼の射る矢に、ひたすら翻弄されるだけのお話。彼女はなんとかセンターである核心に触れようとしますが、そう簡単にはいかなかったようです。

#3 フライトアタック。こちらも核心に触れようと奔走するお話。残念ながらセンターは射抜けていないけれど、フライトをかすめることには成功したようです。

#4 クリケットクリケットは実力はもちろん陣取りゲームという要素があるので、戦略も大事です。制するのはどちらになるでしょう、という思いからこのタイトルに行き着きました。原作が01ゲームで使われる用語でもあったので、クリケット一択でした。

#5 オーバーキル。閲覧注意。できれば読み飛ばして,お願いします,と思いながら恐る恐る投稿した話でした。オーバーキルを傷つきすぎると傷つかなくなる,という解釈に読み替えています。オーバーキル,という響きだけでも毒々しさがあって,ルジュノワ本編のBustと対比するにはちょうどいいかな,ということで,中身は放っておいて,タイトルだけはお気にいりです。

#6 スリーインザブラック。最後までスリーインザベッドと迷いに迷って,こちらに。三本の矢が核心であるインブルめがけて刺さっていく。そんなイメージです。

#7 ホワイトホース。ホワイトホースはかなり難易度の高いアワードなんだそうで。私もまだ出したこともなければ,生で見たこともありません。完全に妄想ですが,仮に先攻で投げるとして,まだ一つもマークのないところで,3つのナンバーを一気にオープンする。先が開ける感じ。物語中でそれを表現できているかは分かりませんが,なんとなく手詰まりだな,と思ったところで彼がどんどん手を貸してくれて,道を拓いてくれる感じ。そしてとんでもない速さでコマンドを打っては実行していく爽快感。それを狙ってのタイトルでした。

#8 アゲイン。そのままです。いろんな意味で,やり直し。ただそれだけの,ごく素直なタイトルです。

タイトルや物語を読み進めていくと,きちんとコーク→フライトアタック→アゲイン(やり直し)になるのがすごく気に入っています。
フライトアタックはちょっと解釈が面倒ですが,同じところに刺さったとみなしてくれて,アゲインになったらいいな,という。
まあ,アゲインになるまで,物語進んじゃってますけどね。

SSOにもさらっと書いてありますが,ルジュノワ本編トラックではBustを使っていたことや,私自身ダーツが趣味であることから,ダーツにしよ,というのがさらっと決まり,Bustさせるなら01やらなきゃないのか…じゃあこっちはクリケットか,ということでクリケットをしようというのがこれまたさっと決まり,ダーツ用語で,ということにしたのでした。

私自身がプログラムをかじっているせいでプログラミング用語を使おうか迷いましたが,どう考えてもダーツのほうがかっこよかったし,かじっているだけでそんなに自信のある分野ではないのでボツになりました。

実際、コマンドなどの扱いに関しては本当にOSからほぼ自作、CUIこそ自分の生きる道、というくらいのプログラマの友人に協力を依頼して解釈なんかをめちゃくちゃ聞きました。T/Fの扱いはマジのツッコミが来て、ちょっと怖かった思い出があります。
return trueはあくまで定義されているものであって,戻り値として返ってくるのはtrueだけだろ,とか。

万が一Show Down編を書く時がきたら,きっとプログラマ用語になると思います。
カジノ用語なんて疎くて使えそうにないので…。

ヒロインはちょっと重ためですね。
これにはいろいろ理由がありますが,やっぱり一番は2期公式特典の影響がとても強いです。
せっかく二人で堕ちるなら,堕ちるべくして堕ちるようなヒロインであれば,あのアナザーストーリーすら,どこか,幸せに満ち溢れてくれるんじゃないかなと。
また彼を1人で闇に堕とすことが私自身にできなかったので,ヒロインには堕ちるべくして堕ちるような女の子であってほしかった。

そして,やっぱりどこかで運命が交錯するような物語が好きなのです。
毒を含んでまで必死で生きようとする彼と,死への快楽にどこかあこがれのある彼女,そして生きることから逃がしてほしいと願うもう一人の彼女。
そんな二人(ある意味三人になるのか?)の運命がどこかで交錯していたら?と思うと,わくわくせざるを得なくて,ちょっぴり頭のネジが緩んだような,二ノ宮千晴が誕生しました。

それでも彼女も彼と同じくらい、根はとてもまっすぐな女の子です。よかったら可愛がってやってください。

最後の締めはすごくお気に入りです。CUIは基本黒画面なので、そこにコマンド(呪文)を打ち込むわけですからね。

 

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読んでみたい!という方もいらっしゃるかもしれませんので,リンクを貼っておきたいと思います。
妄想を文にしました!というだけの代物で,もともと公開するつもりがなかったせいで自由奔放に書いています。
私自身責任をとれないので,読むのは絶対におすすめしません。
それでも読みたいという方はあくまで自己責任でお読みくださいませ…。

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