【R-18/感想なぐり書き】HoneyBunny situation.3

【R-18作品・ネタバレありになります。苦手な方は閲覧をお控えください】

HoneyBunnyって，最愛の人って意味なんですね…。
砂糖菓子みたいな，甘くてふわふわした響きですが，中身はそんなことないです。
ストーリー自体はあまあまな感じで，聴き終わると幸せな気分になれます。

公式サイトの出だしがものすごく好み。
「朱里はあなたのご主人さま」ってだけでぐっときてしまい。
サンプルボイスにもありますが，「いい夜だね」という台詞を聴いて即購入。

あくまで「パートナーとご主人さま」だったふたりの関係が少しずつ変化していくお話。
割り切った関係の中にも優しさがあるので，聴いていて嫌な感じはないです。

（一度本当に処罰というか，全く愛がない，ただただ責められるだけというのを聴いたことがあって，優しさがないのはつらい！というのがよく分かった）

【ここからストーリーネタバレ】

ストーリーというよりはプレイメインなので，ストーリーはあっさりめな印象でした。
あくまでパートナーのヒロインに，ご両親からお見合いの話が舞い込んだことがきっかけで，変化が訪れます。
朱里さんはお見合いの話を断りなさいというものの，ヒロインはうまく断り切ることができなかった。
その後，朱里さんはヒロインをデート（と言っていいの？）に誘い，お互いについて話します。
お見合いを断りきれなかったヒロインですが，お見合いを抜け出してきてしまったところに朱里さんが。
タクシーで朱里さんの家についてすぐ，彼の口から「好きです」と。

このお二人，あくまで恋人ではないので，プレイはするけど肝心のところ（なんて言ったらいい？）には至ってないんですよね。
それもまた思いやりが感じられて私は好きです。
キスも唇にはしていなかったし。
私自身も「唇へのキスは本当に好きな人のために取っておきなさい」ととある女の子に教わりました。
なんだかそれをふんわりと思い出しました。
そこまで割り切った関係だったからこそ，想いが通じ合ったあとの行為はいろんな想いにまみれていて，非常に濃密な印象を受けました。
ただ，最後のバストトップにピアス発言は好みが分かれそう。
そのくらい執心だったんだよ，っていう愛ある発言ではあるんですが。
言葉の響き的には甘美で嫌いではないのですが，実際やられるのを想像しちゃうと私はダメなタイプです。

なにはともあれハッピーエンドはやっぱり良い。
お幸せに♡